昨日の記事「Start from scratch. パラレルキャリアで鍛えられた英語力」でも書きましたが、ピラティスのインストラクターとしてやっていくために英語を学ぶことで、自分の英語力が全体的に底上げされていると思う。
NYにいる地の利を感じるのは、インストラクター仲間の出身地が多様だということ。ブルックリンのスタジオで言うと、オーナーディレクターのジェニファーはNYはクイーンズ出身=正真正銘のニューヨーカーだけど、インストラクター仲間はギリシャ人、ブラジル人、イスラエル人、そして日本人の私。インストラクター全体でも、アメリカ人と非アメリカ人の割合が同じくらい。
これの良い点は、【目指すべき目標が身近にある】こと。短い時間に大量の「言葉」を放り込める英語ネイティブと比べていたら、いつまでたっても、自分は何かが欠けているインストラクターとしか思えないかもしれないところを、非ネイティブのインストラクターもスタジオで人気なのを見ると、自分も頑張ろう!と思える。
この、「自分も自分らしくやっていけば良い」と思うことができるのは、大きな意味で自分の向上心を保つ上ですごく大事。
非ネイティブから学び取ると、自分の英語のレベルを低くするのでは?と思われるかもしれないし、純粋な「英語力」と言う意味なら、多少はそういう面はあるかもしれない。でも、どんなに頑張ってもネイティブスピーカーにはなれないし、私は、英語そのものを極めること自体が目標なわけでもない。あくまでも、良いピラティスインストラクターになるのが目標なのだから、これは必要な近道、もっと言うと、無駄に遠回りしないためのサポート、という感覚です。
あと、少しずれるかもしれないけれど、クライアントさん側も多様な英語に慣れていて、だからこそ寛容だと言う面もある。私の発音がちょっとずれていたり、うまく言葉が出てこないときに「嫌な顔」をされた経験がない。もちろん、そう言う人ばかりでないことは覚悟しているし、絶対に当たり前と思うなよ自分・・・とも思っているけれど、ここは、NYという街の持つ多様性に抱かれ、助けられているなーと思う部分です。だって、やっぱり英語はまだまだ、だから。。。
でも、何よりもね。私がインストラクタートレーニングを受けたBodyTonic Pilates Gymnasiumのオーナー ジェニファー・デルーカが与えてくれた影響は大きい!です。ちょっと長くなってきたので、続きはその2で書こうと思います。
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