Start from scratch. パラレルキャリアで鍛えられた英語力

今日はちょっと自分のこと。


国際保健とピラティスという二足の草鞋の私。国際保健の仕事では英語が8割、日本語が2割、ピラティスの方は、スタジオでは100%英語、オンラインでは100%日本語です。


大学院で2年間ニューヨークにいたので、当然英語できるでしょ?と言われるし、そうであるべきなのでしょうが、コトはそんなに単純ではなく、やっぱりどちらも大変です。というか、知れば知るほど難しくなる!


そもそも、今の仕事はどちらも、実は40代から飛び込んだ分野なのです。プロフィール上、公衆衛生について勉強して、企業経験を経て、国際保健の団体で働いている、というと繋がっているように見えると思います(し、そのように書いていますw)が、国際保健は一つの大きな専門領域で、NYに来てから始めました。


ピラティスに至っては、フィットネス業界には無縁の人生で、まったくなんの経験もなし。唯一関連するといえば、大学院時代の最初に受けた解剖学の授業。それも20年近く前です(笑)。


だから、いわゆる「start from scratch」、ゼロから始めたものでした。


(ちなみに、この「start from scratch」は便利な表現なので、覚えておくことをお勧めします。何もないところから始める、というニュアンスで、私は報告書を下書きから書き上げたときなど、「I literally started from scratch!」というように使っています。)


そこにさらに英語という壁が加わる感じです。でも逆に言えば、公衆衛生を最初に学んだのはNYでの大学院だったし、今回も国際保健もピラティスも最初から英語で飛び込んだ。それはそれですごく大変だったんだけど、結果的には良かったのかもしれない。


特に、ピラティスで求められるライブでの英語力は、自分にとってすごくプラスになったと思います。スタジオでは、ピラティスはもちろんだけど、クライアントさんとの何気ない会話も含めて、ものすごく生きた英語に触れ続ける。さらに、的確で、クリエイティブで、タイミングの良いキューを出すトレーニング。瞬間的に必要な要素を判断し、適切な言葉とニュアンスを選んで、それを英語で放つことは、私にとってものすごく頭の体操になっていると思います。


一方の国際保健の仕事では、やっぱり圧倒的に書く能力が上がったと思う。ものすごく書くんですよ、本当に(笑)。先週も長いレポートを書いていて、泣きそうでしたけど、やり切った!


結果的に、二つの仕事をすることで、書く能力も、プロジェクトを進める能力も、瞬発的に話す能力も、英語に関してバランスよく鍛えられたと思います。40代になっての挑戦だからこそ、これくらい追い込まないとダメだった気もするし、自分の気持ちに従ってチャレンジしてみて良かったと思っています。今もすごく落ち込むこともあるけれど、ある程度できたかもと思える瞬間は嬉しい。


引き続き、このチャレンジ、がんばっていきますよ。かんぱーい。

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Good Vibes Only!

ニューヨークのピラティス インストラクター。 マンハッタンとブルックリンの スタジオで、日々 ピラティスを語り続けています。 気が向いたら更新中。

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