事前準備編のその1、スケジュールとSt. John'sのビーチについてのその2に続き、最後はSt. Thomasのビーチ編+観光+お土産情報です。
ちなみに、ご質問をいただいたのですが、物価は決して安くないです。NYから行った私たちの感覚で、まぁ普段通りくらいの感じ。観光客の多いビーチのある周辺を出入りしていたので当然かもしれませんが、島だということもあり、食料品なども空輸に頼っているのか、野菜なども高いと感じました。
St. Thomas島にあるビーチ情報です。
Sapphire Beach(サファイア・ビーチ)
まず宿の目の前にあったSapphire Beachから。地元の人も言っていましたが、海藻が結構流れているのと、割とゴツゴツした浜で、波も少しだけですが荒めな印象。こじんまりとしていますが、体を流せるシャワー的なものはあるし、ご飯やお酒が飲める場所もあるので便利。でも、わざわざ行くというよりも、ここに泊まっている人が、のんびりするためのビーチかな、という印象でした。サンゴはまぁまぁ奥まで泳いでもあまりなかったです。ウミガメもここでは会えませんでした。
Coki Beach(コキ・ビーチ)
有名なアクエリアムのすぐ西側にあるビーチ。音楽をかけながらパラソルでのんびりする家族づれがいたり、まぁまぁしっかり飲んでいる若者も結構いたり、でも家族連れもいたり、Tシャツを売っているお店なんかもあったりして、私たちが行った中では一番商業的だったかな?バージン諸島で人気の地元カクテルの一つ「ペインキラー(痛み止め?笑)」も頂戴しました。ラムがたっぷり❤️
まぁ、商業的と言っても、お店もせいぜい一軒ずつだし、こじんまりしたもんです。全体的に、St. John'sのTrunk Bayに続いて若い人が多かった気がします。いわゆるインスタ映えしそうな海だったかも。本当は禁止されているのだけど、fish biscuitを撒いている人がいたみたいで、魚がたくさん集まっていて、確かに綺麗でした。
水は綺麗で、東の端の方はサラサラの砂から直接海に入れます。真ん中あたりは水際が石でゴツゴツしているので、ビーチシューズがある方が快適。でも遠浅で気持ちよく遊べる海です。家族連れもたくさんいました。
駐車場は朝早くに行ったので、お金のかからない道沿いの空き地に停められましたが、そこがいっぱいになると1回5ドル?の駐車場に停めることになるみたいです。
Brewers Bay Beach(ブリューワーズ・ベイ・ビーチ)
St. Thomas空港の滑走路に面していて、発着陸が間近に見られるという面白いビーチ。そんなところなのに、水も浜もめちゃくちゃ綺麗です。そこそこ遠浅で、何気なく泳ぎ出したら5かきくらいですぐ海亀に遭遇。もう5かきくらいしたら、また別の海亀に遭遇しちゃいました。はむはむと海藻を食べていて可愛かったです。魚もいるし、かなり奥まで穏やかです。
場所柄か、観光客が少ないのも良かった。地元の幼稚園・小学校の子どもたちがサマースクールに来ていて、うちの6歳児も何気に参加させてもらって友達を作って遊びまくってくれて、親としては最高でした(笑)。
St. Thomasの東側かSt. John'sに滞在する人が多いと思うので、場所的に遠く感じるかもしれませんが、Sapphire beachあたりからせいぜい車で30分くらい。意外と穴場で、個人的にはかなりおすすめです。
ちょっと観光情報:海賊財宝博物館🏴☠️にも行きました
帰国直前の空港近くで少し時間があったのでプラプラしていたら、Pirate Treasure Museumなるものを見つけて入ってみました。大人だけ1人16ドルなので、3人で32ドル。観光地にあるけれど、そこそこしっかり海賊の歴史が描かれているので、英語で読める人で、海賊の歴史に興味がある人には面白いと思う。私は雑食なので、結構楽しめたし、宗主国(当時はデンマーク)に逆らって海賊を保護して潤っていたという、St. Thomas島の意外な一面を知る良い機会にもなりました。
子どもは海賊のイメージ自体に少し怖がっていたけれど、海賊の物語には興味があるし、いくつかインタラクティブなゲームなどのコンテンツもあるので、そこそこ楽しんでいました。1時間もあれば十分以上に楽しめる作りです。
バージン諸島発のマリン・ブランド OS!
島でそこそこ身につけている人がいて気になっていたのが、「Ocean Surfari」というブランド。サーフ(surf)とサファリ(safari)の掛け合わせなのだと思うのだけど、ロゴの下に、St. Thomas - St. John'sと書いてあります。お店の人に聞いてみたら、やっぱりバージン諸島発のマリン・ブランドとのこと。
観光客向けかなと思ったら、現地の人や子どもたちも結構来ていて、見慣れてくるとすごく欲しくなってきてしまい、家族それぞれサンガードを購入して帰ってきました(しかも2つ買えば1つ無料だった!)。
マリン・ブランドに詳しいわけじゃないけど、着心地は良いし、可愛い色もいっぱいあります。お店はいくつかあるのかもしれないけど、私たちは海賊博物館のすぐそばにある、ショッピング・モール的なところにあるお店で買いました。ここは食事できるところもあるし、他にもいくつかお店があるので、暇だったらプラプラしても良いと思います〜^^
BLACK LIVES MATTERはアフリカとのつながりが色濃く。
ビーチばかり巡っている時は全く気づかなかったのですが、最終日とその前日、いわゆるダウンタウンというか、スーパーやマクドナルド・銀行などが並ぶような大通りから市街地に抜ける道を走ってみたら、たくさんの壁画があって、BLACK LIVES MATTERのメッセージに溢れていました。ビーチ周辺ではほぼ感じなかったものが突然目の前に現れたので、ちょっとびっくり。
奴隷貿易に恩恵を預かったプランテーションがたくさんあった島でもあり、私たちが普段本土(と言ってもNYのみですが)で見聞きしているBLMよりも、アフリカとの繋がりを強調している壁画やメッセージが多いのが印象的でした。走っていないと見られないところに描かれている(逆に言えば、誰の目にも留まる?)ので、じっくり読み込めなかったのが残念。でも、少しでもそういう島の「今」に触れる機会があって良かったです。
帰りの空港はとにかく早目に!
レンタカー屋さんから出発の3時間前には空港に行くように、と言われました。そんなに???と思ったけれど、とにかく入るのにめちゃくちゃ時間がかかります。荷物を預けるなら、預けるためにまず列に並び、さらにその後普通の荷物チェック・ボディチェックに並ぶ。1時間半くらい並んだ感じで、焦らなくて済んだので、早く来ておいて良かったとすごく思いました。
さらに中に入ってから食べ物を買うところも1カ所しかないので並びます。ここも20分くらい並んだかも・・・
とにかく空港へは早めに!!
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忘れないうちに、と思って3回にわたってザザッと書いてみましたが、どなたかのお役に立てばと思います。ではでは!
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