"Curious Little Birds"と言う名前について

一瞬でパッとわからないし、長いし、商売道具としては使いにくい名前(!)なのですが、

20代の頃から、自分のプロジェクトに付けようとずっと温めてきた名前です。


20代で『RENT』と言うミュージカルに出会い、すごくハマって、

そのテーマだったエイズ対策に取り組むことにして大学院で勉強していました。


NYの大学院での勉強はそれなりに大変で、どうしてだか忘れたけれど、

夜に大学の前にあるワシントンスクエアパークの入り口付近で

「ふぇ、ふぇ」と泣きながら地面を睨み付けていたら、

見知らぬお兄さんが「Are there mice running? Curious, ha? 」と優しい声で言い、

ふっと笑って去って行きました。

私は一瞬何を言われたのかわからなくて、「え?え?」となっていたら、

自然と涙も止まって、まぁいいや、って家に帰れたのです。

(もちろん本当にネズミがいたわけじゃなくて、気を逸らそうとして言ってくれたこと)


そこから、「curious」という言葉が脳裏に焼き付くようになって(笑)。

大した意味もなかった言葉だったと思うけど、なんか、そう言うことってありますよね。


卒業後は世界のエイズ対策にも関心を持ちつつ、

帰国して日本で若者向けのエイズ啓発のイベントやキャンペーンをやっていた中で、

ずっと気になっていたこの「curious」と言う言葉と、

文殊の知恵じゃないけれど、みんなが集まって、居心地の良い場所を作れたり、

そこから何かが生まれたりしたらいいな、と言う気持ちが合わさって、

ふっと出てきたのがこの名前。


自由に飛べる鳥のイメージもコンセプトに合っているし、大好きな母が鳥好きなのもあり、

気に入って使っています。


と言うわけで、自由に飛ぶように体を自由にしたい方へ、

Curious Little Birds Pilatesのオンラインレッスンはこちら:)

Good Vibes Only!

ニューヨークのピラティス インストラクター。 マンハッタンとブルックリンの スタジオで、日々 ピラティスを語り続けています。 気が向いたら更新中。

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